[133] 産業廃棄物のお話(その6) (2022.12.16UP) (2022/12/16) | |
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産業廃棄物のお話、その5です。 今回は”埋立処分場と最終処分場??”というお話です。 産業廃棄物処分業の許可には、 ・中間処分場(弊社) ・最終処分場 の2種類が存在します。 今回は最終処分のお話です。 まず、”埋立処分場”と”最終処分場”ですが、 この2つはどちらも同じ意味です。 ”埋立処分場”の方が一般的に思いますが、 産廃業界の人たちは”最終処分場”呼ぶことが多いです。 そして最終処分場には3種類存在します。 構造等の基準の違いがありますが 埋立できる廃棄物が異なってきます。 ここでは簡単な違いをご説明いたします。 ・安定型最終処分場~安定5品目のみ。 Q.安定型とは? A.安定5品目(廃プラ、金属くず、ガラスコンクリート陶磁器くず、がれき類、ゴムくず)のみ 受入する。土に埋めても性状が安定(変わらない)ことから安定型と呼びます。 ・管理型最終処分場~安定5品目のほか、燃え殻、汚泥等 Q.管理型とは? A.管理型最終処分場は場内より染み出る水、または浸透した雨水の検査(=管理)が義務 なので管理型と呼びます。 ・遮断型最終処分場~有害物質を含むもの Q.遮断型とは? A.周囲をコンクリート等で囲った場内に入れ、密閉する。二度と取り出すことはできない。 世間と”遮断”するので遮断型と呼びます。 最終処分場のお話は少々難しく感じるかもしれませんが、 なかなか知る機会もないかと思います。 それでもほんの一部の情報です。 だいぶ寒波が迫ってきて、 関東でも氷点下の日が出てきました。 とはいえ以外と昼間は暖かく寒暖差があります。 毎日暖かくしてお過ごしくださいませ。 (投稿時アクセス数:237496) |