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電子マニフェストを使用する排出事業者さまは年々増えております。 特に大手企業さまを代表に、 ISOやエコアクション21取得の事業者様は積極的に採用していると感じます。
そんな電子マニフェストの一長一短を 処理業者目線も含めてお伝えしたいと思います。
☆長所☆ 1.事務処理の効率化~マニフェストの保存が不要、など。 2.法令順守~入力モレを防止、など。 3.データの透明性~センターで情報管理。 4.行政への報告が不要~関係各社にとっても、行政側にとっても、これが一番のメリットだと思います。 ↑ これらだけでもメリットはあると思います。 処理業者目線で言うと、 ・マニフェストの保存不要 ・何枚もめくってスタンプ押印不要 ・記入モレの防止などなど。
実は搬入1回の対面で確認しなければならないことが多いので これらの不要・防止は特にありがたさを感じます。
一方、あまり語られないであろう・・・ ★3つの短所★ 1.3社が導入していること~排出事業者さま・収集運搬業者さま・処分業者の3社が導入していないと成立しません。 (→会社対会社) 2.各担当者が理解して入力を行う~実際に運用・入力する担当者様のご理解が必要です。 (→担当者レベル。運転手さんもスマホ操作できる事。) 3.原則、排出事業者さまでスタートする~排出事業者さまが発行して頂かないと収集運搬業者さま・処分業者の画面に表示されないため、何もできません。 (→この点は紙マニフェスト同様、原則排出事業者さまスタートというコンプライアンスが働いております)
いかがでしょうか? 一長一短だと思いますが、 環境省が推奨していること、デジタル化、などなど 時代を考慮すれば仕方のない部分もあるかもしれません。
その他ご質問ございましたら遠慮なくご相談ください。
(20211105UP)
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