株式会社 千葉環境ビジネス 産業廃棄物のことならどんなことでもお気軽にご相談ください
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不法投棄された廃棄物は、自然環境や地域の景観を損なうだけでなく、将来にわたって、地下水汚染などの問題を引きおこし、私たちの健康や生活にも悪影響を及ぼすので、責任のある処理が求められます。


 今日の環境問題は、高度成長期における大気汚染・水質汚濁・土壌汚染などの「公害問題」のように排出側の規制・基準を強化し、かつ法律を遵守することによりすべてが解決できるものではありません。
 近年クローズアップされている地球温暖化・オゾン層の破壊・酸性雨などの「地球環境問題」は、民族、国境を越えて関わるものであり、今後も継続した個人や企業における自主的な積極的な活動が求められています。当社では、お客様から預かった廃棄物を資源の有効活用に役立て、循環型社会の一翼を担い、このかけがえのない地球環境を守るため、信念と努力を傾注してまいります。廃棄物でのトラブル等、難問歓迎の私たちスタッフにどうぞお気軽にご相談下さい。あらゆる問題解決のためにベストプランをご提案して解決に取り組みます。


Q&A
Q1.「産業廃棄物」とは どんな物のことをいうのですか ?
A1.『産業廃棄物の処理および清掃に関する法律』(略して「廃棄物処理法」あるいは「廃掃法」ハイソウホウ等と呼ばれる)により、「産業廃棄物」は下記のように細かく区分されています。ここに含まれないものは「一般廃棄物」と呼ばれます。
産業廃棄物の種類
種類 具体的な例
(1) 燃え殻 石炭がら、コークス灰、重油灰、廃活性炭(不純物が混在すること等により泥状のものは汚泥)
産業廃棄物の焼却残灰・炉内掃出物(集じん装置に補足されたものは、(19)ばいじんとして扱う。)
(2) 汚泥 工場廃水等処理汚泥、各種製造業の製造工程で生じる泥状物、ベントナイト汚泥等の建設汚泥、生コン残さ、下水道汚泥、浄水場汚泥
(3) 廃油 廃潤滑油、廃洗浄油、廃切削油、廃燃料油、廃食用油、廃溶剤(シンナー、アルコール類)、タールピッチ類
(4) 廃酸 廃硫酸、廃塩酸、廃硝酸、廃クロム酸、廃塩化鉄、廃有機酸、写真定着廃液、酸洗浄工程その他の酸性廃液
(5) 廃アルカリ 廃ソーダ液、写真現像廃液、アルカリ洗浄工程その他のアルカリ性廃液
(6) 廃プラスチック類 合成樹脂くず、合成繊維くず、合成ゴムくずなど、固形状及び液状のすべての合成高分子系化合物、廃タイヤ(合成ゴム)、廃イオン交換樹脂なども該当する。
(7) ※紙くず 建設業に係るもの(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものに限る。)、パルプ、紙又は紙加工品の製造業、新聞業(新聞巻取紙を使用して印刷発行を行うものに限る。)、出版業(印刷出版を行うものに限る)、製本業、印刷物加工業に係るもの
PCBが塗布され又は染み込んだもの(全業種)
(8) ※木くず 建設業に係るもの(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものに限る。)、木材又は木製品製造業(家具製造業を含む。)パルプ製造業及び輸入木材卸売業に係るもの
PCBが染み込んだもの(全業種)
(9) ※繊維くず 建設業に係るもの(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものに限る。)、繊維工業(衣服その他の繊維製品製造業を除く。)
PCBが染み込んだもの(全業種)
(10) ※動植物性残さ (食料品製造業、医薬品製造業、香料製造業)原料として使用した動物又は植物に係る固形状の不要物-醸造かす、発酵かす、ぬか、ふすま、パンくず、おから、コーヒーかす、ハムくず、その他の製造くず、原料かす
(なお、卸小売業、飲食店等から排出される動植物性の固形状不要物、厨芥類は、事業系一般廃棄物となる。)
(11)※ 動物系固形不要物 と畜場において屠殺し、又は解体した獣畜及び食鳥処理場において処理をした食鳥に係る固形状不要物
(12) ゴムくず 天然ゴムくず  注:合成ゴムくずは(6)廃プラスチック類となります
(13) 金属くず 切削くず、研磨くず、空缶、スクラップ
(14) ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず ガラスくず、耐火レンガくず、陶磁器くず、セメント製造くず
(15) 鉱さい 高炉、転炉、電気炉等のスラグ、キューポラのノロ、鋳物廃砂、不良鉱石
(16) 工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたコンクリートの破片その他これに類する不要物
注:「がれき類」と略称される場合が多いです。
コンクリート破片(セメント、アスファルト)、レンガの破片、かわら片などの不燃物
(17) ※動物のふん尿 畜産農業に係るもの
(18) ※動物の死体 畜産農業に係るもの
(19) ばいじん(ダスト類) (大気汚染防止法に規定するばい煙発生施設、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ廃プラスチック類の焼却施設)において発生するばいじんであって集じん施設(乾式、湿式)によって捕捉したもの
(20) 処分するために処理したもの
(政令第2条第13号廃棄物)
(1)~(19)に掲げる産業廃棄物又は輸入された廃棄物のうち航行廃棄物及び携帯廃棄物を除いたものを処分するために処理したものであって、これらの産業廃棄物に該当しないもの-コンクリート固形化物など
Q2.一般廃棄物と産業廃棄物は、どこが違うのですか ?
A2.ごく簡単にいうと、商店やレストラン、工場、工事現場などから出るゴミ、つまり事業活動から出るゴミで、A1の分類に入るものが「産業廃棄物」です。それ以外の、たとえば家庭などから出るゴミは「一般廃棄物」となります。事業といっても事務所から出る紙くずなどは「事業系一般廃棄物」です。 

会議風景